San Jose ゆとり駐在妻の備忘録

【東海岸旅行】#2 英語が不得意でも楽しめた|The Book of Mormon

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ニューヨークで鑑賞したブロードウェイショー「The Book of Mormon」のレポートです。

 

かなり悩んだ 演目選び

さすがはブロードウェイミュージカルの本場、ニューヨーク。

演目の種類が多く、どの作品にするか悩みました。

日本で見たことがある演目(ライオンキング・オペラ座の怪人・ウィキッド)か、
見たことがない演目(アラジン・シカゴ・ムーランルージュ)か。

寝そう(ストーリー複雑・暗め)か、
寝そうじゃない(分かりやすい・歌楽しい)か。

あとは評判・ランキング。

この辺りを踏まえて当初、アラジン🧞を予約しました。

が、直前にショーがキャンセルになってしまい、チケットを取り直し!

軸はブレず、日本では上演していない作品・楽しそうな内容・評判が良い。

これに当てはまるのが「The Book of Mormon」でした。

英語サイトのレビューを見て熱量が高まった夫の意見が決め手に。

日本語だと情報が少ないですが、アメリカではかなり評判が良いそうです。

あらすじ

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モルモン教を布教するアメリカ人青年2人組の物語。


2人はアフリカのウガンダへ派遣されることに。

「神なんていたらこんな貧困に陥っていない」と全く聞く耳を持ってもらえない中、心が折れかけるプライス。

相方のカニンガムはウケ欲しさに、はちゃめちゃな作り話で布教活動をしてしまい、大変な事態に……!?

The Book of Mormon は、宗教の本質を突くお話です。

分かりやすい表現になっているので、宗教に疎い我々日本人夫婦でも難しくありませんでした。

ちなみに、劇中ではモルモン教をイジることで笑いを誘うシーンがいくつも出てくるのですが、モルモン教側からは「知名度を高めてくれてありがたい」と、感謝の手紙まで届いたそうです😂

 

▼あらすじはウィキペディアが分かりやすい
ブック・オブ・モルモン - Wikipedia

▼参考になる
『ブック・オブ・モルモン』を観る前に押さえる「モルモン教」とは?


観劇の前にあらすじを読んでいたので、話の流れも掴みながら楽しく鑑賞出来ました。

途中、理解出来なかった部分は、暗転したタイミングなどで夫に小声で教えてもらいました。

 

感想・推しポイント

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劇場の雰囲気が素敵

以下、ネタバレになる箇所をピンクで囲っています。読みたくない方は飛ばしてお読みください😌

分かりやすいコメディ。笑えて楽しい。

笑い要素は、特に推しポイントです。

本作品はコメディーなので、観客からは終始笑い声が絶えないのですが、英語がちゃんと聞き取れなくても笑えるポイントがたくさんありました。

  1. 演技がコミカル

    演者さんの話し方や動き・表情に何度も笑わされました。

    (インディアンスの田渕さんの動きに思わず笑っちゃう感じと似てる)

  2. キャラがいい

    登場人物のキャラクターがみんな面白いです。

    例えば、W主演のプライスとカニンガム。
    モルモン教の敬虔な信者であるプライスに対して、だらしないタイプのカニンガム。

    カニンガムはカーズのメーターと同じタイプのキャラで、めっちゃ笑えます。
    プライスはプライスで、いつだって自分本意なお坊ちゃんキャラが、笑えました。

  3. 分かりやすい笑い

    簡単な単語だけで出来ているシーンもあるので、そういった場面は私でもついていくことが出来ました。

    上司「プライスとカニンガムの派遣先は……ウガンダ!」

    プライス「…………」

    カニンガム「クール!!!…………それってどこ???」

    上司「アフリカの国ですよ」

    カニンガム「なるほどお!ライオンキングみたいでいいね!」

    (その前にプライスがディズニー好きでオーランドに派遣されたいというくだりあり)

     
  4. 小ネタがちょいちょいある

    既存の作品のネタをちょいちょい挟んでくるのも好きでした。

    ベストフレンドが出来たと喜ぶカニンガムがプライスに対して「君がフロドで、僕がサムだね!」と言ったり。

    カニンガムが聖典のお話をデタラメに話す場面でスターウォーズのストーリーを混ぜ出したり。

     

伏線回収で笑いを誘う場面が多く、最後のオチもそれで笑わされて、すっきりした気分で鑑賞を終えました。

 

歌がいい。楽しい。ノリノリになる。

やはりブロードウェイミュージカル。

歌のパフォーマンスが最高でした!!!

演者さんの歌唱力はもちろん申し分なく、震えました。

そして、楽曲も素晴らしかったです。

思わずノリノリになる楽曲ばかりで、とっても楽しいです。

 

プライスがメインの楽曲。

ブロードウェイっぽいかっこいい曲だけど、歌詞は笑えます。

「2人のアフリカでの布教活動が成功すれば、天国にいける! 2人っていうか、僕がだけどね!」

 

本作のキーポイントでもある「Hasa Diga Eebowai」というアフリカの現地語。

「神様なんてくそくらえ」という言葉をノリノリで歌っています。

ライオンキングのような楽しい曲です。

 

カニンガムのデタラメな話によって、たくさんの現地民が入信したウガンダ支部。

その喜びから「I am Africa」と歌っています。

話の流れと、We are the worldのような曲調が相まって、じわじわ笑いが込み上げてきます。

 

その他の劇中歌もSpotifyで聴くことが出来ます。

 

チケット購入方法

Broadway.comにて演目ごとの開催日程を一覧で見ることが出来るようになっています☟

Find Broadway Show Tickets by Date | Broadway.com

 

実際に購入する際は、Broadway.com・Ticketmaster・StubHub・SeatGeekで、値段を比較しました。

手数料によって最終的な価格が変わりますし、売りに出ている席もそれぞれ違います。

 

直前の購入になってもよいなら、抽選サイト(Broadway Directなど)をご検討あれ!

良席が格安で手に入ることもあるみたいです🥹

詳しくはこちら☟

 

 

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