切り傷などの外傷を早くきれいに治す効果があるハイドロコロイド絆創膏。
キズパワーパッドはお高くて量も少ないので、もっとコスパのよいこちらをアメリカでは使っています☟
「キズパワーパッドは高い絆創膏だし普通の絆創膏で間に合うわ。」と元々は備蓄していなかったのですが、もし今この記事を読まれている方の中に同じような方がいらっしゃれば、、
すぐに購入されることをおすすめします。
このあと長々と、私が身をもって痛い思いをしその偉大さを知った体験談をお伝えします。
有益性はおそらくほとんどないので、お暇な方だけ読んでくださいね🥹
夕暮れ時、事件は起きた
アメリカがシェルターインプレイスに入る前のある日のこと。家で一人で夕飯の支度をしておりました。ごぼうをスライサーで切っていたところ、
ざくっと
やってしまいました。
ざくっとやった瞬間は全く感覚がないもので、正確には
さくっと
という方が正しいのではないかというくらいの感じで。
右手の親指が。。爪下のお肉まで削げてしまったんです。。
これまでももちろんスライサー及び包丁で指を切ったことは数知れずなんですが(家事ってほんと危険性高いんですよね、言うたらこれ労災だと思うんですよね)、今回のは比べ物にならないくらいの傷の深さだったわけです。
普段通りノーマル絆創膏ですばやく止血しようとしたのですが、貼る前から血がどんどん溢れてくるんですね。
医療ドラマだと「ガーゼ!もっと!早く!」的な感じですね。
(さすがに大げさです)
ティッシュで親指を押さえながら必死の思いでググったところ、
ノーマル絆創膏による"かさぶた作ろうぜ"乾燥療法はもう古い。
モイストヒーリング(湿潤療法)※がトレンドだ!
※皮膚の回復に適した環境を整える体液を保つことで、痛みをやわらげ、早くきれいに治すことが出来る
とたくさん出てきました。
キズパワーパッドないよー。。と絶望しかけたのですが、ワセリンをたっぷり付けてラップで巻くのでもとりあえずはOKだと。
ワセリンあってよかったーー。
ただワセリンを塗る前にまずは止血せねばならず、結局1時間半ほどティッシュで押さえ続けました。とにかく押さえ続けることが肝心とあったのでソファで体勢を固定していた結果、
気づいたら寝てました。
はっ!として手元を見たところ、血がにじむ程度までにはおさまっていました。
とりあえずその日はラップ療法でやり過ごしました。
(旦那にハイドロコロイド系のものを買ってきてほしいとLINEしたのですが仕事が片付かず無理だった次第です)
☟痛みに耐えながら打ったメッセージ
翌日、絆創膏を買いにスーパーへ行きました。
がしかし、
絆創膏の棚はすっからかんだったのです。
ちょうどペーパー類やらの買い占めが始まった頃でして、救急用品もソールドアウト状態でした。
(本当に必要な人に届くようにするために、買い占めはよくないと改めて思った瞬間でした)
棚をくまなくチェックし1つだけポツンとあったキズパワーパッドを買って帰りました。
ただ、1箱に入っている枚数も少なかったので、Amazonで追加を購入することにしました。
アメリカでキズパワーパッドのような絆創膏を検索する際のキーワードはHydro Bandagesです。
40枚入りで7ドルと安いのと、FASTER HEALINGや100%Waterproofの文言が心強かったですね。
(もう爪は生えてこないんじゃないかと真剣に思いましたからね)
40枚もありますので思う存分、毎日張り替え続けた結果、2週間ほどでキレイに治りました🥺
今ではどこをさっくりやったのかも分からないほどです。
とここで第1章は終わりです。
第2章もお読み頂かなくてもいい些細な日常話です。
お急ぎの方は画面を閉じてください。
第2章は大きな音とともに
それからほどなくして、ある週末の夜。
旦那は泥酔したのち就寝。
寝静まった夜中に突然、
ドンっ!!!!!と
iPhoneの目覚ましの音が最近は全く聞こえなくなった私でも瞬時に目覚めるほどの大きくて鈍い音がしまして。
隣を見たらベッドに旦那はおらず。
意識が朦朧とする中、電気を付けると真っ赤な血が。。
にもかかわらず旦那は寝続けている!!!
「血出てるよ!」と言っても全く起きず、出血箇所を探したところ、
顎がぱっくりいってました。
鯵の三枚おろしで腹に切り込みを入れたかのような切れ具合でした。
不思議なもので応急処置より前にどこで切ったのか、いわゆる凶器を探している自分がいました。
血がついていない…凶器が見当たらない…いやいや応急処置!
その時、
これは湿潤療法(モイストヒーリング)の出番だな
と思ったわけですね。
第1章で登場しましたハイドロコロイド絆創膏を持ってきました。
泥酔して眠りながらもご機嫌斜めな旦那をなんとか制止し、傷口に貼りつけました。
この時、夜中も夜中だったこともあり不謹慎ではあるのですが、
早く寝たい
という気持ちが強く、絆創膏を貼ったら速攻寝ました。
翌朝正気を取り戻し、あの治療で大丈夫だったろうかと顎を見たところ、血があふれ出ることもなく無事モイストヒーリングされておられました。
(傷口の体液を吸収して絆創膏がぷくっと膨らんでいる状態のことを指します、私が勝手に言ってます)
こちらも2週間ほどできれいに傷口が塞がりました。
この第2章の事件に関しては、第1章の時のようなワセリン&ラップ療法では対処が難しかったかなと思います。
泥酔し触れるだけで嫌がる旦那を制止しながら一人で手当てするのは至難の業なわけです。
不幸中の幸いではありますが、ハイドロコロイド絆創膏があってよかったとつくづく思いました。
なお、今回のお話はいずれもすぐに病院に行けない場合の処置と考えています。
数十分で止血出来ないのは普通ではないですし、大きな傷は痕が残りやすいですので、なるべくお医者さんに診てもらうことが一番と思います。
ただいざと言う時に助かりますので、ハイドロコロイド絆創膏は一家に一箱をおすすめします。
その他のアメリカで買ってよかったものはコチラから★