アメリカでクレジットカード会社にDispute(ディスピュート)した体験談を綴ります。
Disputeとは身に覚えのない支払いがあったり詐欺にあったりした際に、決済の内容を訂正してもらえるように、私たち消費者に変わってクレカ会社が相手先と争ってくれる制度。
日本ではチャージバックと言うようです。
ことの成り行き
ホテル予約の際に比較サイトへアクセス。
Otel.comという旅行サイトが最安値の表示になっていたので、このサイトで予約を取り決済まで済ませました。
(キャンセル可とあったこともあって前払いに了承)
ところが旅行当日、ホテルへチェックインするとフロントから「予約が取れていない」と告げられました。
「この部屋はメンテナンス中で今シーズンは予約不可と各サイトには伝えたんだけど、うまく伝わっていなかったのかしら。」とかなんとか。
幸い部屋が余っていたので宿泊することが出来ましたが、ホテルはOtel.comからは代金を受け取っていないとのことで、ここで再び宿泊代を支払うことになりました。
予約が取れていなかった分についてはOtel.com側に申し立てしろと言われ、名刺だけ渡されました。。
暗雲立ち込める
さて、ここからOtel.comとの戦いの始まりです。
まずは電話をかけてみたところ、トルコに繋がるわ、スタッフは出ないわ。
webサイトのメッセージ機能で連絡しても返事は来ないわ。
で、Otel.comについてネットで調べてみたところ、こういったリファウンドされない案件で被害に合った方が沢山いらっしゃって、被害者の会のFacebookグループまでありました。
それらを読んでいると、「飛行機のチケット代でウン10万の被害を被っている」とかいう方もいらっしゃいました。。
私が予約した頃は、webサイトは普通に稼働していたのですが、昨年の途中からはホテルを検索しても何も結果が表示されなくなってしまいました。
そうなるとかなり焦りました。
つ、つ、潰れたのかこの会社は。。
かと思えばサイトのマイページからメッセージを送ると、その度に送ったものが数日後に削除されるという珍事も起きだしました。
削除する体力はあるんだね。
なんやねん。。こわすぎる。。笑
(現在はもう完全にサイトが閉鎖されていましたので、新たな被害者が出ることはないと思います。)
いざ、Dispute!
さて、Otel.comへのコンタクトが全く取れない状況になってしまったので、いよいよ奥の手であるDisputeにかけることにしました。
ただ、Disputeは成功する保証がないので、あまり期待はしていませんでした。
まずはクレカ会社のカスタマーサポートセンターにこの決済についてDisputeしたいと連絡。
電話で一通り状況を説明。
その後、メールで連絡が来てさらに事細かに事情を説明。
この情報を元にクレカ会社が調査を行います。
するとしばらくしてからクレカ会社からの手紙が届き、
「返金処理を行いました。ただし相手先がこの申し出を断った場合は再び決済を行います。」
とのこと、、、!!!!
利用明細を見ると確かに返金されていました🥺
その後、特に連絡も決済される様子もないのでOtel.com側が受け入れたのかな。
勝利。
ほっっっっ。
もし同じようなお困りごとを抱えていらっしゃる方がおられれば、Disputeしてみて下さい。
☟ちょっと前にカナダ在住のほのこもウーバーイーツと戦ってDisputeしていました。