サンノゼから1時間半で気軽に行けるピナクルズ国立公園(Pinnacles National Park)
リオープンされていたので、この週末に行ってきました。
3時間のトレイルだったはずが結果的に6時間に😇
リオープン当初は、一部道路が閉鎖されていたため起こった悲劇です。
2022年現在は、道路が再び開通しているので、ご安心ください😌
基本情報
カリフォルニア州で最も新しい国立公園です。古代の火山噴火によって出来た地形で、公園の名前にもなっているようにとがった峰(pinnacles)が特徴的です。
開園時間 am7:30〜pm8:00
住所 5000 CA-146, Paicines, CA 95043
トレイルの概要
定番のトレイルコースは、下図の紫色で囲ったルートを1周するコースで、3時間ほどかかります。
だがしかし、
私たちが訪れた時は、地図上にあるPARKING(トレイルの入口にあたります)までの道路が閉鎖されていて、そこから片道5km離れたビジターセンターからスタートするしかなかったのです。
本来10キロのトレイルだけのはずが倍の20キロとなり、6時間もかかってしまったというわけです😇
リオープン当初ゆえに起こった悲劇です。
2022年現在は、道路が再び開通しているので、ご安心ください😌
朝から行くのがおすすめ
今回は朝8:00前に家を出て9:20頃にビジターセンターに到着しました。
この時間だと駐車場にはまだ余裕がありました。
駐車場がそこまで広くなく満車になってしまうこともあるので、公園からは11時までに到着することを推奨されています。
(日帰りの方には縁のない話かもしれませんが)ビジターセンターからトレイル入口までの5キロも、トレイルコースとして整備されています。
この頃はのんきに5km歩いていたな。。
☟こんな平坦な道が続きます。
トレイルのレポート
こちらが定番トレイルのルートの拡大図です。
私たちは、時計回りにトレイルを歩きました。
①のポイントの少し手前に、洞窟"Bear Gulch Cave"があり、見どころの一つになっています。
(2021年6月時点はクローズされていました)
☟20〜30分するとこんな開けた景色が待っています(①)
日本では見られないアメリカの国立公園らしい壮大な景色で、反射的に頭の中でジュラシックパークの音楽が流れます。
☟ロッククライミングをされている方もいました(②)。人は木の陰に隠れてます。
☟Bear Gulch Reservoirというほとりで、きれいな景色を眺めながら小休憩を取りました(③)
☟リスが近くに寄ってきます。ここの名物みたい。
☟ポートレートいい感じ。笑
このあたりからずーっと崖沿いの道を歩いていきます。壮大な景色に気を取られているとうっかり落ちてしまいそうです、!
☟木々の間に巨岩が。噴火で吹っ飛んできたのかなあとか妄想しながら進みます。
High Peaks Trail(③と④の間)の辺りは、ずっと登り道で結構きつく、息を切らしながら登っていました。
標高の高い道をずっと歩いていたので不安になって、「もう頂上過ぎちゃったかな?」と旦那に聞いたところ、「まだ半分もいってないよ」と返事が。
え、、、?
こんなに歩いたのにまじで、、?
そりゃ自分がいる位置を正しく把握していないので、そう思うのも無理ないのでした。
☟見晴らしのいいポイントで軽食を取りました(④)
この頃、すでに疲労困憊でだいぶ口数が少なくなっていました。
次が最後の登りになるからと励まされながらHawkins Peakを目指して再び出発。
圧倒される景色が続きます。
頂上では記念撮影もそこそこに、ゴールへ向け出発しました。
その後は下り道も多く体力が回復してきて会話も弾みます。(⑤)
ビジターセンターを出発してから5時間後、なんとか紫色の大きなトレイルの1周が終わりました!
達成感に浸る2人。
よし、帰るか〜とビジターセンターへ向けて歩き出したんですが、歩いても歩いても着かない。
全然着かない。
こんな歩いたっけ?というくらい着かない。
途中不安になってGPSの位置情報を頼りに地図とにらめっこすること数回。
下り道でやられてしまった足はもうぼろぼろで、歩くのが辛い。でも止まるのも辛い状態です。
自転車で颯爽と走り去っていく人達がどれほど羨ましかったことか。
やっとのことでビジターセンターへ着いた頃には6時間が経過していました。32,000歩も歩いていました。自分すごい。大変よく頑張りました。
で、帰って地図をよく見てみたところ、全体像はこんな感じだったんですね☟
水色が助走トレイルです。
長!!!!!!
ちなみに私達は紫色のトレイル部分を拡大した地図を見て歩いていたので、助走トレイルが途中で切れてしまっていて、その距離は1.6kmと勘違いしていたんですよ。
1.6kmと思ったら頑張って歩けますよね。
まさに知らぬが仏。
帰宅してからは2人ともお爺さんお婆さんのような歩き方で過ごしています。
帰宅後に待っていた悲劇がもう一つ。
夫婦揃って太腿の裏が真っ赤っかに。sunburn状態です。
面倒くさがって足には日焼け止めを塗らなかったんです。
ま、足の裏ならいいか。笑
ちなみに、顔と腕には日焼け止めを塗っていたので無事でした。。
私はアメリカで日焼け止めを購入する時は、Hawaiian Tropicのものを選んでいます。
日本の年々進化していく素晴らしい商品たちには敵いませんが、それでも割とつけ心地はいいです。
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